阪神尼崎駅南口を出て左に折れ、庄下川に架かる橋上に佇む。
昨年3月公開(歴史に残る平成最後の築城)の新しいお城です。
半世紀前はヘドロ臭い川の向こうに県立尼崎病院が立っていた記憶がありますが今は当時の雑然とした面影は消えてキレイな城址公園として整備されてます。
正面の芝生(人工芝)広場で若者がダンスの練習をしてたり、正面裏手の遊具で親子連れが遊んでいたり、住民の暮らしに溶け込んだ憩いの場になってますね。
今回は時間が無くて内覧はパスでした。再訪してゆっくり見たいと思います。
地元の篤志家が再建計画を申し出て、私費を投じて実現するという地元愛に包まれて再現した名城です。
新しい『アマ』のシンボルとして発展して欲しいところです。
尼崎城を後にして、築地方面に歩を進めます。
R43号を潜る地下道がちょっとしたギャラリーになっていてこの絵が特にそそりました。
大正ロマン溢れる風景に引き込まれて、思わず見入ってしまいました。
地下道から出たらもう一度庄下川の橋に出ます。
橋を渡り左に折れ、しばらく歩くと右手に築地戎湯が見えます。
周りは普通の住宅街ですが、なんと源泉かけ流しのホンモノの天然温泉です。
シャンプー、石けんなどは別料金、当然サウナも別料金ですが、入浴だけなら400円切るのでかなりお値打ちですね。
ウワサによると阪神・淡路大震災の時に温泉が噴き出たとか聞きましたが本当かどうかは分かりません。(祖母談・・・事実とは違うようで2002年にオープンでした。)
見るからに地元っぽいおっちゃん達が楽しそうに話しながら入浴している様はまさに昭和のテイスト。
ガラが悪いとか、過去には公害の町とか負のイメージが多少あった尼崎ですが、今はジョーのある町尼崎!
大阪、神戸へのアクセスも抜群、庶民の町尼崎、Deepな浪花を味わうなら外せないスポットですね。