明日から、四旬節。
梅がちらほら咲き出した冬日和だったので修道院に出掛けてきました。
神言会多治見修道院、一面に広がるブドウ畑によく合う佇まいです。
かなり敷地は広く、ワイナリーも併設されており(残念ながら今は稼働していません。)散策にはうってつけです。
何年か前まではこちらでワインを醸造していたようですが、今では小牧ワイナリーに委託しています。
(ブドウはこちらで採れたもので醸造しています。)
まずは、聖堂正面の左手から裏側に回ってルルドへ。
ちょっと人目に付きにくい木立ちの庭の中にルルドがあります。
写真が暗くて分かりずらいですが、やはりルルドのマリア様は別嬪さんですね。
修道院の後方と右手は広大なブドウ畑。
その一角にある3棟のログハウスは天使祭り。
ミカエル、ガブリエル、ラファエル。
申し込めば信者でなくとも宿泊出来ます。
バーベキューコーナーもあり、このロケーションで産直ワインを飲みながらバーベキューに舌鼓。
早くそういう時が来る事を切に願います。
もちろん聖堂内で祈りました。(中は撮影禁止だったので画像無し。)
ここは外見も良いのですが、聖堂内もとても美しい所です。
機会があれば是非訪れてご自身で味わっていただきたいですね。
ワインを購入しました。今は謝肉祭なので、灰の水曜日イブまでには飲もうかな。
次の巡礼地は愛知県瀬戸市のカトリックドミニコ会聖ヨゼフ修道院。
観想修道院なのでとても静か。
コロナ禍以前には何度かミサにお邪魔しましたが、今はミサも人数制限されており、とてもミサにあずかれる状態ではありません。
お祈りだけならOKとの事なので立ち寄らせていただきました。
祭壇に対して横手からの参列となります。
祭壇との間に柵があり、一般信者と観想修道会との結界を感じさせます。
シスター達はミサの時は写真の右手の方に参列されて(祭壇へは向かって正面側になります)聖体拝領の時に僅かに姿を伺えるって感じです。
ドミニコ会のエンブレムの付いたパッケージのクッキーを買って帰りました。
平日しか開いていないショップ「ドミニカン・アトリエ」商売気が希薄でそこもまた魅力的です。
ここでは小教区のホスチア(聖体)も作っています。
以前にお邪魔した時、ホスチアを型抜きして余った部分を袋詰めしたものをいただきました。
「シリアルに入れたり、ヨーグルトと食べたらとっても美味しいのよ。」と親切に教えてくれました。
浮世離れした感じがとてもステキでしたね。
最後に庭にいましたお地蔵様のようなマリア様に別れを告げて修道院を後にしました。
最近はコロナの感染者数も減少傾向ですが、まだまだ油断は出来ません。
今は巡礼も静かに、交わらず、出来れば在宅リモートで(ムリか!)
四旬節の間にコロナが収束に向かい、復活祭には明るい兆し、世の光が感じられるように祈りつつ筆を置きます。