令和3年3月21日、雨強風の中、名古屋市西区の押切教会へ巡礼に出掛けました。
教会の礎は、カナダのスカボロ外国宣教会の宣教で、都会の只中にあってここだけは当時の宣教修道会の雰囲気を色濃く残しています。
特に聖堂から司祭館への回廊の趣きは絶品で、筆者も大いに気に入っているところです。
事前に神父様に了承を得ての訪問で、御ミサにもあずかりました。
主任司祭S神父様は、筆者達夫婦に洗礼を授けて下さった方です。
とても丁寧にゆっくり語られる方で、ミサの中での沈黙も大切にされており、いいミサを味わう事が出来ました。
お知らせの時に筆者達の紹介を神父様がされて、信徒の皆さんから暖かい拍手をいただき、とても嬉しく思いました。
建物が古い(失礼!レトロと呼びましょうか)なりにも信徒の皆さんが絵を貼ったり、ペンキを塗ったりした、愛を感じられる信徒会館です。
今は積極的にSNSを活用して宣教活動されている司祭もいますが、それは神父様のスタイルでは無いようで、ツーショット写真も撮りましたが掲載NGです。
ミサの後、信者会館でお茶とお菓子をいただき、茶話会の機会を得ました。
筆者は上戸なので、普段はほぼ菓子類は食べません。しかしこのドミニカン・クッキーはとても美味しかったです。
うまく表現出来ませんが、ココア味のようであり、ナッツの風味が感じられるようであり素朴な味で、意外と甘くない所がいいかなと。
以前の記事でも紹介しました、瀬戸の聖ヨゼフ修道院で購入出来ますので興味のある読者の方は是非出掛けてみて下さい。
神父様の新しい赴任先は、豊田聖心教会で、筆者達の所属教会からも近いので、お邪魔する機会が増えそうです。
いよいよ来週はエルサレム入城、復活に向けて聖週間が始まります。筆者達も読者の皆様も良い準備が出来ますようお祈りします。